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パンプスをはいた女の子

第1章 あなたの事を書きたいです

「どうしたんだ!?おい、鈴木、大丈夫か?」

先生…

なんて最悪なタイミングで…

それでも涙はとまらない

先生をみても結婚するんだって思ってしまう

「うぁぁっ…うっ…くっ…えぐっ…」

目の前でオロオロする先生がおもしろい

「鈴木?どうした?俺でいいなら話してごらん?」
私が泣きやむまで、隣にしゃがんで背中をさすってくれた
「大丈夫です…ぐすっ…ただ、ただ…失恋しちゃっただけです」

先生は一瞬驚いた顔をした

でもその後おどけた顔をしながら
「鈴木をふるなんて、おかしなやつだ。俺が怒ってやるよ。」
と言った

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