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パンプスをはいた女の子

第1章 あなたの事を書きたいです

私はまだ絢香の声が元気でないことに気づいて少し後悔した

「ごめん…。絢香、まだ悪いの?」
「なんで謝んのよ笑」

少し明るくなるけど、つくり笑いなことは分かる
親友だもん

「ううん、」
「……あのね、なのこ。ちょっと今から公園とかで会える?」
「えっ?大丈夫だけど…」
「じゃあ、二丁目の公園で…」
「分かった」

絢香、どうしたんだろう
まだ体調優れないんじゃないのかな?
無理して平気なのかな?

それとも…もっと大事なこと?

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