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パンプスをはいた女の子

第1章 あなたの事を書きたいです

私は不安になって小走りで公園に向かう

ついたときにはもう絢香がいた
たぶん、ずっとここにいたんだろう

「あ、なのこ!!」
「絢香!!大丈夫?」
「うん…まぁ、なんとか…」
「どうしたの?」
絢香は急に真剣な顔になって口を開いた

「私、よく考えてみたんだけど、なのこには伝えとかなきゃって思って。…明日くらいにでも学校にも伝えるんだけど。」

なんか、胸がものすごくザワザワする

「あのね、私、学校やめることにしたの。」
「……えっ?」
「……」
「嘘でしょ!?」
「………」

黙りこくった絢香をみて本当だってことが痛いくらいに分かった

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