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パンプスをはいた女の子

第3章 初恋は叶わぬ夢

私が一人で自主練をしていた時、先輩が部室に入ってきた

二人きりでものすごく緊張したのを覚えてる

先輩は荷物を動かしたりしていたが、何を思ったのか私に近づくなり、キスをした

甘くとろけそうなキスを

私は驚きが隠せなかった
顔から湯気がでて、目から温かなものがこぼれた

先輩はごめん、と言い残し帰って行った

その日から先輩は部活に来なくなった

引退の準備をしていたとわかった


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