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パンプスをはいた女の子

第3章 初恋は叶わぬ夢

裕也の実家に来るのは3回目

ガラガラ…
「ただいまー」
「あら、裕也。はなちゃんも。いらっしゃい」
「こんにちは、お邪魔します」

裕也のお母さんはとても優しく、お父さんは明るく元気

たぶん裕也の優しい所はお母さん似
ムダに元気な所はお父さん似だろう

「はなちゃん、またキレイになったわねー」
「いえいえ、そんなことないですよ」
「そうそう。ないよ」
「ちょっ、裕也クン?」

なんでこんなコントみたいなことしてるのか
でもこうやってバカなこと言ってると緊張がほぐれる
これも、裕也の優しさ

「疲れたでしょう?お風呂はいって寝なさいね」
「はなからどうぞ」
「じゃあ、お先に」

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