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パンプスをはいた女の子

第3章 初恋は叶わぬ夢

今、もし先輩が目の前に現れたらどうするんだろう
そんなことをふと考えてしまう自分がいる

先輩、彼女いるのかな

シャワーを顔にあてながら、気合を入れ直す
先輩のことなんか考えてたら、先に進めない!

私はのぼせながらお風呂をでた

「お、はなあがった?」
「うん、次どうぞ」

私は布団が敷かれている寝室へと向かう
裕也の部屋は昔のものがいっぱいあって、昔の裕也を想像できる

ガチャ

「明日な、俺の姉貴もくるんだって」
「お姉さん?結婚してるんだっけ?」
「そーそー。でも、子供できないらしいぜ」
「大変だね」
「もうひとりの姉貴もくるかも」
「じゃあ、めっちゃくるじゃん」
「だな!」

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