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強制恋愛

第10章 *10*裏切り

電話を切って横目で櫻木先輩を見るとまだ爆笑している


「笑いすぎ…!」


「あははは、ごめんごめん」


櫻木先輩は笑いすぎて涙までながしていた


「奈美ちゃん、友達思いのいい子じゃん」


「うん…」


「ちゃんと奈美ちゃんの言うこと聞いて避妊しなきゃね?」


櫻木先輩はにっこり笑いながらそう言ってわたしのおでこにチュッとキスをした


「避妊もなにも妊娠するようなことしませんから!///」


わたしはそう言って櫻木先輩に背を向けてソファーに寝転んだ


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