強制恋愛
第3章 *03*偽カップル
「…えっ⁈…あの…私…悠希と…」
櫻「わかってるよ」
「はいっ⁈」
櫻「もう忘れたかのかよ、新しい校則」
あ…忘れてた……
『学校内で恋愛できないなら強制退学』
でもなんで先輩が私なんか……
櫻「実はさ、俺も彼女いるんだよ」
「櫻木先輩彼女いるんですか!」
クラスの女の子たちの間でここ2〜3日『櫻木先輩は今フリーだからチャンス』って話題でもちきりだったのに
櫻「まあね、だから俺ら恋人いるものどうしで付き合おうよ」
「え……」
櫻「付き合おうってゆうか…付き合ってるふり?」
「偽カップルってことですか⁈」
櫻木先輩首を縦に大きくふった