強制恋愛
第11章 *11*揺れる心
キッチンでコップにミネラルウォーターを注ぎいっきに飲み干した
冷蔵庫で冷えた水を飲んだのに顔のほてりはなおらない
「うぅ…」
寝室から蓮の苦しそうな声が聞こえた
「蓮⁈」
小走りで蓮のほうに向かうと蓮は寝息を立てて眠っていた
「寝てたのか…」
熱が40度近くあるせいか頬に汗が垂れていた
「蒸しタオルで拭いてあげようかな」
蒸しタオルをつくって蓮の顔を綺麗に拭いてあげた
身体は…
「び、病人なんだから…別に汗くらい拭いてあげてもいいよね…」
布団をめくり蓮のパジャマも少しただけめくって身体の汗をふく
身体引き締まってるな…なんて余計なことを考えながらふく
「よし!終わりっ!」