強制恋愛
第16章 *16*あなたの隣に
『高橋がやるなら俺もやります!』
ある人がそういうとクラスメイトから大歓声がおこった
《じゃ、決定な〜宮川と高橋》
「えっ!け、決定!」
『よろしくな、高橋』
彼は宮川翔、見た目の格好良さと誰にでも優しい性格からクラスで1番人気の男の子だ
《委員会今日の放課後からだからちゃんと行けよ、宮川は高橋が逃げないように連れてけ》
『はーい』
この話しが終わるとすぐにHRが終わり、宮川くんがかけよってきた
『一緒に行こうね、沙紀ちゃん』
宮川くんは語尾にハートをつけるようにわたしを呼んだ
…確かにイケメンだけど…この軽い感じがあんまり好きじゃないんだよね…
わたしは適当に返事をして委員会へと向かった