テキストサイズ

強制恋愛

第17章 *17*本当の幸せ





『沙紀、走って帰ってきたの…!?…そんなにはやく俺に会いたかった?』



わたしは悠希の腕に抱かれながら大きく2回頷いた



…?…なんの反応も無し…?



そっと顔を上げると頬を真っ赤に染めた悠希と目があった



『じょ、冗談で言ったんだよ!本気で答えんなバカ!』



照れかくしなのか悠希は私を抱きしめる腕を緩め、右手でデコピンをしてきた



「いったい!」



そしてさっきよりももっと強く抱きしめられる



『可愛すぎるんだよ…』



ぼそっとそう呟き、私の頬にちゅっとキスをした





ストーリーメニュー

TOPTOPへ