強制恋愛
第19章 *19*無理矢理
「…宮本くんって最低…みんなあんな人のどこがいいわけ?…顔だけじゃん」
『全部聞こえてる』
さっきから睨みあってるわたしたちをよそに委員会の話しはどんどん進んでいった
《…ということで今日は昨日発表した人とペアで指定した場所で作業すること!以上!》
先生の大きい声が響き渡ると、みんな席を立ち上がり自分のペアと作業場に移動して行く
《沙紀》
「は、はい!」
突然呼びかけられびっくりして振り向くとそこには櫻木先輩がいた
《俺たちは体育倉庫だよ、行こ?》
「はい……」