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「沙紀！！ 良かったね今日来れて！」



《う、うん…》



沙紀はちょっと微笑んでからすぐに俯いた



………このこすぐ態度に出るんだよ



きっと櫻木先輩と何かあったんだな…



それか宮川と…いやいやさすがにそれはないか…



それから沙紀にココアを出して、悠希くんに沙紀が来たことを伝えに行った



「悠希くん、沙紀来たよ！」



『…！…了解…』



悠希くんはエプロンや髪型を整えて深呼吸をした



「そんなに緊張するの！？」



『緊張…っていうか、やっぱり好きな子にはかっこよくうつりたいでしょ？』



悠希くんはにっこり笑って沙紀のところに行ってしまった