テキストサイズ

強制恋愛

第19章 *19*無理矢理





接客を終えて店の奥にある休憩室に向かった



本当は休憩する時間じゃないんだけど…



ロッカーからタオルを取り出してそれを顔に押し付け、嗚咽がもれないようにして泣いた



次から次へと涙が溢れ出る



沙紀は櫻木先輩でもいいじゃん……



わたしは悠希くんがいいの……悠希くんだけなの……



そんなどす黒い感情が渦巻く



もし沙紀が大好きな親友じゃなかったらわたしは悠希くんが好きだから…って言えるけど、沙紀は1番の友達なんだもん…








ストーリーメニュー

TOPTOPへ