テキストサイズ

強制恋愛

第19章 *19*無理矢理





声を押し殺して泣いているとドアをノックする音が聞こえた



悠希くんだったらどうしよう………



わたしはドアのほうに背を向けて「どうぞ」と大きな声で叫んだ



『失礼しまーす…』



やっぱり悠希くんだ……



今日のシフトはもう終わりだから沙紀と2人で帰るのかな……



そんなことを考えていると余計に涙が溢れ出た



なんでこんなに好きになっちゃったんだろう……



もしかしたら沙紀から悠希くんの話しをはじめて聞いたときから…かもしれない…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ