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Milky way〜罪を犯した僕等の話〜

第4章 孤為〜ヒトリヲイツワリタクテ〜



“昨日、霊力がお前にまとわりついていた…”


その声でハッと意識が現実に戻された気がする


私のベットの上に乗って私の顔を見ながら豆は言った

「霊力か…」

やっぱり現実だったんだ…

“お前は普通の人間じゃない…サナ…だから…”

そうだから私はいつ誰にどの霊に妖に化物に何をされるか分からない

「分かってる…昨日…」

昨日と言いかけた時なんだか昨日の事は言ってはいけないような気がした…


霊力…人にはそれぞれある守護にしても…

私は人ではない力が、ある…

“サナ…白狐のとこにいくか…?”

白狐…豆の同族たちが奉る存在…。


「……」

白狐…彼女に言ったら何か分かるのかな…?

“どちらにせよ、俺も祝祭かあるから行かないとだから取り敢えず行くか”

まん丸の目で豆が私に言った…

「そうだね」

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