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主人公

第3章 信頼

「そうだけど・・・」

「まぁ、いいじゃん。中山を俺らの仲間に入れれば」

そうヒロが言った。

確かに俺には中山を避ける理由はない。

俺はヒロに頷いた。

「そうだな。教室で1人ってのも寂しいしな。」

リョータも同意した。




その後、リョータが言っていた通り

中山は俺と一緒にいたかったらしく

俺たち3人とよく一緒に行動するようになった。



喧嘩した相手とはまだ仲直り出来そうにないけど、中山は俺たちといて楽しそうだった。

喧嘩から2週間がたった頃、リョータは中山に聞いた。

「なぁ、中山。仲直りは出来そうなのか?」

「え?」

急に聞かれて中山は驚いていた。

正直、俺とヒロも同じ事を思っていた。

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