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青い空の下の世界

第1章 流れるもの

私は泣いた…


枯れて出なくなるまで泣いた



利彦さんの家からの帰り道私は誰もいない橋の下で泣いていた


彼には見せたことがない涙を流した


最後まで私は強がって平気なふりをした




バカだな…

本当にバカだよ…


私のバカ…



利彦さんのバカ




橋の下は、真っ暗で誰も居なくて気持ちいい


私だけの世界


風がすーーっと私の頭を撫でてく



「あぁ、何もなくなっちゃった」




『そんなことありませんよ』


!!!!!!????





誰かいた



暗くて顔が見えない


『あなたが求めるなら世界はいつでもあなたをむかいいれるでしょう。

新しい世界を望むなら2週間後お迎えにあがります。



どうか、幸せに芽依様』



そう言うとその人は居なくてしまった



なんなの?


私はしばらく恐怖で動けなかった










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