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青い空の下の世界

第1章 流れるもの

家に帰って少し思い出してみた



あの人私の名前知ってた…



なんなの????

新しい世界?

2週間後って?






分からない…





もう寝よ






それから2週間後


私はそんな出来事はすっかり忘れて失恋のことだけを何度も思い出していた



辛い…



ベッドの上でゆっくりと目を閉じると波が押し寄せて私を飲み込んだ


もちろん夢だ



私は流されていく





苦しくて目を覚ますと私はまだ流されていた



何度、目を覚ましても私は夢から覚めない



そう、多分夢じゃない



私は現実で流されているようだ






私はまたゆっくりと目を閉じた

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