
縄と君と手枷と僕と…
第4章 舐める女
小刻みに前後する彼女の
小さな頭部に そっと手を添える
唾液をいっぱい絡め
驚くと言うより 逆に感心する程の
強力な吸引力は
次第に僕の理性を奪ってく…
彼女の頭に添えた手に力を入れ
自身の下腹部へ
グッと引き寄せると同時に
腰を突き出し動作を繰り返した
彼女の喉の奥まで
硬くなった僕のモノが無遠慮に
突っ込まれる度に
彼女は嗚咽する 何度も何度も
それでも 性器から口を外す事なく
淫靡な音を立て続ける彼女の前髪を
力いっぱい鷲掴みした時
初めてしゃぶる音・嗚咽以外の音を
彼女は発した
しかし それは痛がる声でなく
何処までも淫猥な歓喜した声だった…
その声は
僕の中の被虐性を刺激するには
十分過ぎる程のものだった
