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縄と君と手枷と僕と…

第4章 舐める女


卑猥な音を発してた彼女は

僕の視線に 気配に気付き

口に含んだまま

上目遣いで僕を見つめた

しかし

何も気にする素振りを見せず

彼女は頭を揺らす


彼女の口元からは

相変わらず激しくヂュポヂュポと

音を発せられ

彼女の頭が揺らす度に

仄かに香るシャンプーの匂いが

僕の鼻腔を優しく刺激する



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