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不器用なタッシュ

第3章 高校時代

「いいよ…。」


何か、ちょっと面白くなりそうだな。


口元が自然と、笑っていた。


「じゃあ、携番教えるね!」


「あぁ。」


二人の会話に安岡は


「マジ?」


固まっている。


土屋は


「良かった~!ここまで訪ねた甲斐が、あったわ!」


全開の笑顔が、花開く様に見えた…。


「じゃあさ早速なんだけど、この展覧会に一緒に行かない!」


それは、有名画家の展覧会のチケット。


「俺あんまり、こうゆうの行かない。」


すると土屋は、目を見開く


「な~る!手が早い以前の問題なんだね…。」


はぁ?何だよそれ!


「ピンポ~ン!」


安岡が、賛同してるし!


「まっ、いいわ。また明日どっかで落ち合おうよ!」


「分かった。」


「じゃぁねぇ~!」


土屋は、ニコやかにその場を去って行った。


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