
不器用なタッシュ
第12章 時限爆弾設置
■□■□■□
時間は17時になろうとしていた。
コンコン――――
部屋のドアがノックされると
「お客様…クリーニングが仕上がりました」
ホテルマンが香織の服を持ってきた。
「はいはいっと」
ラフにシャツを羽織った俺は部屋のドアに向かって行く。
「お待たせしました。こちらで、大丈夫でしょうか?」
「あっ、は~い。ありがとう」
綺麗に仕上がったクリーニングを香織の寝ているベッドに持って行ってやる。
散々イカされた香織は、力尽きたようにぐったりと横たわっていた。
「香織~クリーニング出来たぜ!」
最初はあんなに抵抗していたのに、最後は従順だったな。
お互いの汗と体液が入り混じった独特の臭いと跡が、俺の五感を満足させる。
虚ろな目で俺を見る香織に、笑いかけながら問いかけた。
「大丈夫?」
――――じゃない…よな。
時間は17時になろうとしていた。
コンコン――――
部屋のドアがノックされると
「お客様…クリーニングが仕上がりました」
ホテルマンが香織の服を持ってきた。
「はいはいっと」
ラフにシャツを羽織った俺は部屋のドアに向かって行く。
「お待たせしました。こちらで、大丈夫でしょうか?」
「あっ、は~い。ありがとう」
綺麗に仕上がったクリーニングを香織の寝ているベッドに持って行ってやる。
散々イカされた香織は、力尽きたようにぐったりと横たわっていた。
「香織~クリーニング出来たぜ!」
最初はあんなに抵抗していたのに、最後は従順だったな。
お互いの汗と体液が入り混じった独特の臭いと跡が、俺の五感を満足させる。
虚ろな目で俺を見る香織に、笑いかけながら問いかけた。
「大丈夫?」
――――じゃない…よな。
