
不器用なタッシュ
第13章 奪回
「小田切とやったの?」
「は…なにをよ?」
「SEX!」
「はぁ!?」
途端香織の顔は凄い形相になったけど、やっとまともに俺の方を見た。
「する訳ないでしょ!そん関係じゃないって言ったじゃん!」
小田切とのことを知られたくないのか、香織はやたらムキになって言い返してきやがった。
だけど香織の様子からすると嘘でもないだろう。
なんかちょっとテンションが上がってきて、次々と質問を浴びせかける。
「んじゃ、キスくらいはしてんの?」
「してません!」
言葉を詰まらせることなく即答してくるあたり本当に何もないとしても、だったらなんで一緒に住んでんだ?
「ふ~ん…じゃあ、どうゆう関係なんだよ?」
ハンドルを回しながら横目で香織を見ると、外の景色を見始めた。
何してんだ?
不思議に思った瞬間、香織は妙な間を作って返答する。
「色々、相談に乗ってもらってるだけだよ!」
「何の?」
ボロが出るまで質問攻めしてやろうと思ったら
「それは!嘉之がっ…!」
突如香織の口から、俺の名前が出てきた。
「は…なにをよ?」
「SEX!」
「はぁ!?」
途端香織の顔は凄い形相になったけど、やっとまともに俺の方を見た。
「する訳ないでしょ!そん関係じゃないって言ったじゃん!」
小田切とのことを知られたくないのか、香織はやたらムキになって言い返してきやがった。
だけど香織の様子からすると嘘でもないだろう。
なんかちょっとテンションが上がってきて、次々と質問を浴びせかける。
「んじゃ、キスくらいはしてんの?」
「してません!」
言葉を詰まらせることなく即答してくるあたり本当に何もないとしても、だったらなんで一緒に住んでんだ?
「ふ~ん…じゃあ、どうゆう関係なんだよ?」
ハンドルを回しながら横目で香織を見ると、外の景色を見始めた。
何してんだ?
不思議に思った瞬間、香織は妙な間を作って返答する。
「色々、相談に乗ってもらってるだけだよ!」
「何の?」
ボロが出るまで質問攻めしてやろうと思ったら
「それは!嘉之がっ…!」
突如香織の口から、俺の名前が出てきた。
