
不器用なタッシュ
第3章 高校時代
マネキンをネットで土屋の誕生日前に届く様に注文した。
流石にマネキンを贈答品には出来なかったから、自分で少し手を加える事にする。
少し足りなかった代金は、兄貴から借りて分割で返す事で了承を得た。
「何々~?彼女かよ!」
と、からかわれたけど。
■□■□■□■□■□
土屋の誕生日は、ちょうど土曜日で助かった。
一応前もって
『土曜日、会える?』
と聞いたら
『空いてるから、大丈夫。』
と、端的な返事が来たが、ちょっとホッとしていた自分がいた。
なるべく土屋の家の近くで待ち合わせにしたけど…一人でマネキンを運ぶのは、ちょっと勇気がいる。
「はぁ…笑われるかな…。」
仕方なく安岡に応援を頼んだら、2つ返事で手伝いに駆けつけて来てくれ、待ち合わせ場所まで一緒に運んでくれ
「記念日に、なるといいな!」
と背中を叩いて、帰って行った。
流石にマネキンを贈答品には出来なかったから、自分で少し手を加える事にする。
少し足りなかった代金は、兄貴から借りて分割で返す事で了承を得た。
「何々~?彼女かよ!」
と、からかわれたけど。
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土屋の誕生日は、ちょうど土曜日で助かった。
一応前もって
『土曜日、会える?』
と聞いたら
『空いてるから、大丈夫。』
と、端的な返事が来たが、ちょっとホッとしていた自分がいた。
なるべく土屋の家の近くで待ち合わせにしたけど…一人でマネキンを運ぶのは、ちょっと勇気がいる。
「はぁ…笑われるかな…。」
仕方なく安岡に応援を頼んだら、2つ返事で手伝いに駆けつけて来てくれ、待ち合わせ場所まで一緒に運んでくれ
「記念日に、なるといいな!」
と背中を叩いて、帰って行った。
