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君と描き始める未来に

第10章 友情と愛情

「け、警察に…相談しなかったんですか?」


暢くんが、ワナワナしながら声を出すと、グラスのハイネケンを飲み干して


「警察なんて事件になんないと動かないもの!当てになんかしてなかったわ。」


「でも!」


必死になる暢くんに、黎子ちゃんはジッと、見詰め返して


「ごめんね…二度と無いわよ…暢くんが居るから…もう大丈夫よ…。松原さんからも守ってくれたものね。」


暢くんが蒼から、真っ赤になった!


黎子ちゃん、上手い!


「守りますから…何が来ても、全てから僕が守ります。」


カッコいい!


こんな美青年に言われたら、大半の女子はトキメクよな。


香織は、手を組んでウルウルしてるし…俺もちゃんと、守りますよ!

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