テキストサイズ

君と描き始める未来に

第10章 友情と愛情

更に

「こっちは、指輪してるよ。」


「カモフラージュ!偽装結婚とか!」


おいおい!
確かに偽装同棲は、したけどさぁ~。


てか、カモフラージュって何でだ!


「小田切さん、黎子さんにはフランボワーズにします。香織さんは?」 


「香織は…チーズ系かな…お互い食べたそうなので、また半分こすると思うけど。」


「懐かしいですね…。」


「はは!一年前なのにな!」


あの時、二人の前で同棲をバラした…。


俺も今となっては、何であんな事したんだろうかと思うけど…きっと、同棲した時から香織を離したくなかったのかもしれないな…。


余ったら持ち帰れる様、其々に分けて貰った。


その間後ろでは


「何だ…やっぱり二人とも女いたんだ。」 


「絵面良い、カップルだったのにね!」


何だそりゃ!


香織が居たら、話に加わりそうな気がした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ