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君と描き始める未来に

第10章 友情と愛情

恋する乙女じゃないけど…男子も綺麗になるんだなぁ~。


俺たちは、しばらく黙って煌めく川を眺めていた。



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「ただいま~!頼まれたケーキ買ってきたよ~。」


「お帰り~!有り難う!」


「もう、暖かいけど鍋にしてみましたわ。」


「有り難う~黎子ちゃんにも手伝って貰っちゃって!」


「香織と料理も久々で、楽しかったです。」


艶やかに微笑む…それだけでも迫力を感じる。


黎子ちゃんと付き合える、暢くんは、やっぱり凄いかも…。


見ると暢くんは、嬉しそうに


「わぁ~お鍋、良いですね~!」


と無邪気な姿に、さっきは、いらんテクを教えてしまったかもと、罪悪感が芽生える…。


俺…反省ばかりしてる様な…。

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