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「そ、それだけだったら悪い？」


「悪い。」


「し、知らないｯ…///」


「きーす。」


「ダメだっつーの」


「ダメじゃない。」

あたしが横を向いたら
いきなり斗真君と唇が重なりあった。

「ｯん……///」


「前菜ごちそうさま♪
　　　夜楽しみにしてるから。」

また、耳元でボソッと言う…


「バカｯ…///」


「手動かしてくださいねー？
　奈美さーん？」

後ろで勘づいた珠理奈が言う。


「すいませーん」

あたしが怒られた子供のように
すねながら謝ると


「ｱﾊﾊﾊｯ」


斗真君の笑い声が響く。

もう。お前のせいだっつーのー！！