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あなたがいてくれたから。

第29章 心の端のソファー



〈昨日の夜〉


「ちょっと…斗真君…////」

「なに?」

「何じゃなくて、映画見るのに
 この体制は見づらくない?」

「そう?」

「あたしはいいけどさ。
 斗真君が見たいって言ってた
 映画なのにさ。」

「見にくくないよ?
 俺は奈美のそばにいたんいんだけど
 ダメナノ?」


「いや、別に?…////」


「別に?」


「いいけどさ…………////」


「よく言えました。」


「子供じゃないー!未成年だけど!」

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