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あなたがいてくれたから。

第37章 会いたかった

お茶っと……。
あたしは冷蔵庫の中にあった
麦茶か烏龍茶で悩んでいると

ガラガラーーーーー

後ろを振り向くと斗真くんが
ベランダに出たみたい。

斗真くんの後ろ姿を見ていると
なんだか安心するし、
またかっこ良くなったかな…って。

自分にでもわかる。
すっごい惚れてるって。

そんな感じでお茶を注ぐのを
忘れて見つめていたら

「なぁーに見てんだよ」

「えっ?!」

「お茶は?」

「あ!」

「お茶のことわすれて
 俺に見惚れてただろー」

「んなわけないでしょ!」

「嘘つけー♪」


あー。ちくしょー。バレた。///

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