
あなたがいてくれたから。
第38章 桜の花びらたち
(斗真side)
※斗真sideになって時間が戻ってます
2015年6月9日。になったばっかり。
午前1:30です…
実はまだ奈美さん抱けてないんです。
奈美は一昨日帰ってきてたんだけど
総選挙のリハもあるし
俺も地方で撮影が入っていて
すぐに会いたかったけど
会えずに総選挙後に会うことにしてた。
奈美は見事に一位になって、
俺に最高の笑顔を向けた。
で、今。
「あのー。本当に!本当に!
俺の奈美さん?」
「まだそのネタ言ってんのー?
松本奈美ですけど?」
「マ!ジ!デ?」
「うん…。
そんなに変わった?」
「イヤイヤイヤ!
誰かと思ったって!
こんなに綺麗な人彼女なの?!
って言うぐらい。」
「あ、ありがとうございます…///」
「いえいえ。
マジで綺麗。」
「お世辞は入らな…」
“お世辞はいらない”
奈美のお決まり文句だ。
「んっ…///」
奈美さん待ちきれなかったです!
健全な男の子なんで!
玄関でもしてお風呂でもしたけど
やっぱりお決まり文句聞いて
ベット上でチラチラうなじ見えてたら
待ちきれないっすよ!
