
あなたがいてくれたから。
第41章 らしくない☆
「うぅ…っお騒がせしました…」
「もー!ホントだよー!
珠理奈ー?」
「はい…」
「アハハッ♪いつもと立場が逆だね」
「確かに!」
奈美に迷惑かけちゃったから
軽く謝りあたしは雅くんの家に向かった。
「雅くんかみのけボサボサ〜」
「そりゃ、そうでしょ。だって走ってきたんだから。」
「え?そうなの?」
「え?うん。斗真に奈美ちゃんの家の住所
教えてもらってさー。もう!
大変だったんだぜ?
斗真に奈美ちゃんの家の住所教えて!
って言ったらよ、いきなり
ダチの彼女取る気かよ!って
言われたんだからな?!」
そんなことを聞いて笑っていたら
道端でいきなり
「あー!!ちょい珠理奈こっち!」
腕を引っ張られて路地に。
「痛い痛い!なに?!」
あたしが問いかけた瞬間に…
「んっ…///」
少し強引な荒々しいキス。
「雅くん?こんなとこでしたら
撮られちゃうよ?」
「ばーか。撮られないように
スるんだよ…」
と、言って雅くんは
あたしに何回もキスをした。
