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あなたがいてくれたから。

第43章 君にヤラレタ☆

「はい!では♯5行きまーす!
 よーい1、2、3…」

ADさんの声と同時に芝居が始まる。

「キャアッ!ちょっと裕貴っ?!」

「なに?みゆ。怖くなった?」

「そんなことないけどあたしたちまだ17……っん///」

「ほら。唇いただき。」

「やめてよ……」

裕貴役の一ノ瀬がそのままグイグイ攻める。

「っあ……」

一ノ瀬が首筋にホントにキスして
あとつけてるのかも…///

「いやぁ……っ///」

この撮影が終わりおうちに帰ったら
あたしよりも先にめずらしく
斗真くんがいた。

でもきっと今はあたしの体見せられないよ。
だってキスマークがあいつの……

もーっ!!!
せっかく早めにあがったのに!

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