
あなたがいてくれたから。
第9章 泣きながら微笑んで
ザーザーーーーーッ
お風呂場から音が漏れる。
いよいよかー。と思いながら
紅茶を一口。
「う、うまッ!!」
なにこれ、超美味しい。
もしかして、奈美って
料理とかするのかな。
案外、上手だったりしてな。
あー。
なんかワクワクが増してきたッ!
ドンドン奈美に近づいていく気がしてたまらなかった。
すると、
「ふぅーーーーあがったよ
次、どーぞー」
うわっ!これってパジャマ!?
ヤベェ……可愛すぎる!!
やる前から欲情しまくってんな。俺。
「じゃあ、シャワー借りまーす!」
俺はお風呂場に向かった。
