
あなたがいてくれたから。
第10章 体育館で朝食を
(30分後)
「できたっ!」
斗真君まだ寝てるのかな…
起こしてこなきゃ。
なんか、新婚夫婦みたいっ♪
ガチャーーーー
「斗真君ー?朝ごはんできたよー?」
「んー……?」
「もう、ほらっ起きて?」
階段を上がって斗真君を起こした。
「んーっ、起こしてー。体ー。」
「もう、何言ってんの?早く!」
あたしが階段を降りろうとしたら
「キャッ!!!」
斗真君があたしの腕をつかんで
無理矢理引っ張った。
そのせいで今あたしは
斗真君の上に覆い被さってる
状態……。///
