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身代わり妹

第12章 新人

昨晩の幸せの余韻に浸る休日の朝。


微睡む意識が、お腹の中からの元気な合図に起こされる。


(本当に男の子かも…すごく元気……)

ポンポンと優しくお腹を叩いて返事を返す。



隣を見れば、まだ熟睡中の凌太の寝顔。

まだどこかあどけなさの残るその寝顔を見ながら、男の子ならこんな顔かなぁと想像を巡せていた。


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