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身代わり妹

第2章 嫉妬

すっかり受け入れの整ったそこに、凌太の指が触れる。

クチュリ…と、いやらしい水音が鳴る。


「あっ、ああっ」

全神経が凌太の指の動きに集中していく。

ゆっくりだった凌太の指はその動きを早め、私の身体は大きく波打った。


「ごめんっ、時間…ないからっ」

強引に押し入ってくる凌太の熱いもの。


「あっ、凌太っ、んっ、ああっ」

もう既に快楽の波に持っていかれそうで、凌太の背中に腕を回し必死にしがみつく。


「はぁ…キツっ………っん…」

眉根を寄せ、目を閉じる凌太。

その表情が色っぽくて、胸がドキリと高鳴る。


「…っ……はぁ…」

ビクリと小さく身体を揺らした凌太は、目を開けて私を見つめる。


「美優……っ」

「凌太っ、あっ、あっ、ああっ」


ゆっくりと凌太が動き出す。

久しぶりに感じる凌太の熱に、私の身体はどんどん溶かされていった。


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