
桜田組の組長さん
第2章 誘拐
なんかぼーっとする…。
熱い…。
「桜田さん!?お顔が真っ赤ですわよ!!夜風にでもあたっていらしたら?」
「ほんとだ!!綾音大丈夫か?」
「んー…うん。ちょっと外に行ってくるね。咲はここでまってて」
「えっ…いや俺も行っ」
ガシッ
濱田さんが咲の腕を掴んだ。
「咲哉君、一緒に向こうに行きましょ」
「は?…ちょっ…」
ズルズル
物凄いスピードと腕力で咲哉を引きずっていった。
「…外に行こ」
ガチャ
パタン
風が冷たくてきもちいい。
「眠い…。」
私は階段に座ってうとうとしていると3人の男たちがきた。
『桜田様。麗子お嬢様があちらの倉庫にきてとおっしゃっていました。』
「なんだろう…?」
眠い…。
クラクラする。
けど頑張って倉庫まで行った。
キィー
「…濱田さん?」
呼んでも返事がない。
「濱田さっ!!…」
ガンッ
バタッ
倒れたと同時に激痛に襲われた。
「…いっ…」
いっ意識が
遠のいて
…い…
……く。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
バシャッ
「冷たっ!!!!!…いっ」
頭に激痛が走るなか服を見るとびしょびしょに濡れていた。
手足も縛られている。
「??」
『まだ気づかないのか?』
『ww』
「誰?」
声がした方を見てみると若い男が4人いた。
『うわっ!!すげぇ可愛いじゃん!!』
『はぁ〜早く鳴かせたい』
『早くやろうぜ!!』
『まぁまて。じっくり楽しもうぜ』
1人の男がこっちにきて顎を持ち上げた。
「なんですか?」
キッと睨みながらいった。
『そそるねぇ〜ww』
「ふざけなっ…!!!!」
口の中に液体を流し込まれた。
ゴクッ
思わず飲み込んでしまった。
