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桜田組の組長さん

第2章 誘拐

咲哉side

お嬢遅いな…。
まさか!!

「ちょっと咲哉君どこにいくんですの!?」

俺は濱田を振り切って走って外にでて行った。

「…ちっ」

やっぱりお嬢がいない。


俺は濱田のところに行った。

ドンッ

「おい!!綾音をどこにやった!!」

やばい…
怒りが抑えきれない。

「いたっ!!なんですの!?…桜田さん?知りませんけど?」

「嘘ついてんじゃねーぞゴラァ!!」
『なんだ?』
『なにごとなの?』

ガヤガヤ

「ひっ!!…さっ桜田さんならあそこの倉庫にいますわよっ…」

ガンッ

俺は壁を殴って走って倉庫に行った。


待ってろよお嬢!!
助けに行くからっ!!


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「んっ…はぁ…はぁ」

『おっ薬が効いてきたんじゃね?』
『確めてみろよ』

突然私の唇を触ってきた。

「んっ(ビクッ」

『もうよくね?』
『そうだな』

そう言ってドレスの上から胸を触ってきた。

「あっ…やめてっ…んあっ!!」

『やめねーよww』
『こいつ敏感だな。胸触っただけで「あっ」だってよww』
『エロっww俺にも触らせて』
『俺やばいwwオナるわ』


嫌だ。
気持ち悪い。
臭い。汚い。

変な薬のせいであいつらが触れたところ熱いっ…

くそっ
手を縛られてなければ殴ってるのに!!


…誰か

助けて!!

「んっ…ん…グスッ」

『あ、泣いてるの?』
『お前もっと優しくしろよなww』
『あっわかった!!直接触って欲しんだろ?』


なに…

なに言ってんの?


違うっ

触らないで!!

「んぅ…ちが……あっ…さわ…ん…な…い…んっ」

『そっかー直接触って欲しんだ。…可愛いねww』
『じゃあドレス脱がそうぜ』
『そうだな』

違うってば!!



助けて!!
咲、和!!


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