桜田組の組長さん
第2章 誘拐
震えも収まり和馬とベッドに座っていろんな話をしていたら思い出した。
「あっ!!さっき和が『言い忘れていた』って言ってたけどなに?」
「あー…。非常に言いにくいのですが…、昨日…変なことなかったですか?」
「変なこと?…例えば?」
「そうですね…。例えば咲哉から、」
ドサッ
私はいきなりベッドに押し倒された。
「えっ?…恥ずかしいよ////」
「恥ずかしがらずに、ちゃんとこちらを向いてください。…こういう風なことされませんでしたか?」
私は恥ずかしがりながらも和の方を向いた。
「…されてないよ?…どうしたの和?」
「そうですか…。いえ、なんでも。お嬢、申し訳ございません。」
押し倒されて仰向けになっている私を和が座らせてくれた。
「…別にいいよ?でもさっきのはドキドキしたぁww…恥ずかしいからもうしないでね?」
「……はい。…それでは戻って皆に報告しますので。」
「うん!!濱田さんのは明日で熊田組は今日の夜に行くから…熊田組にお世話になったからお礼しに行く!!」
「また急ですね…。わかりました。今夜、熊田組へ行きましょう。」
「うん!!お願いね♪」
さーて、熊田組を潰すかな
熊田組って全員で何人だったっけ?
たぶん、100人くらいだったような気がする。
あっ
けど和が熊田組の組長をやっつけちゃったんだった!!組長怒ってるよなぁ〜
んー
じゃあ200人くらいか…。
…私と和と咲で楽勝だね。
私も久々にちょっと本気出しちゃおっかな☆