
桜田組の組長さん
第1章 桜田組
「んっ…ふぁー……もう朝か〜。お腹空いた…。下に降りよっ」
トットットッ♪
「おっ♪お嬢おはよ」
階段を降りたら咲哉と出会った。
ニコニコしながら咲哉が私のところにきた。
「咲おはよー」
「今日の朝ご飯なんだろうね?」
「なんだろう…。でも、真理子が作った料理ならなんでも美味しいから楽しみっ!!」
「確かに真理子さんの料理は美味しいからなぁ〜。」
そんなことを言いながら長い廊下を歩いていたら、
「お嬢、おはようございます。」
「和馬おはよー」
「ちっ…せっかくお嬢と楽しく話してたのに邪魔すんな和馬!!」
「は?どーせまたお嬢に変なことしようとしてたんだろ?この変態野郎。」
「っんだとクソ眼鏡ー!!!!!」
はぁ〜また喧嘩が始まったよ…。朝から元気いいなぁ(笑)
そのまま、ぼっーと2人の喧嘩を眺めていると
「お嬢ーご飯冷めちゃうよー!!」
真理子の声が聞こえた。
「今いくー!!…ほらっ、和も咲も喧嘩しないで早くご飯食べに行こ」
「「…はぁーい…」」
