桜田組の組長さん
第2章 誘拐
熊田組の屋敷の前まできた。
「熊田組…(ブルッ」
昨日のことを思い出していた。
「お嬢大丈夫です。安心して」
「うん。ちょっとエネルギーちょうだい」
ギュー
私は安心を得るために和馬に抱きついた。
「ふー。ありがとう」
「お嬢、咲哉からはエネルギーをもらわなくていいんですか?」
「もちろん咲からももらうよ」
左側にいた咲哉にも抱きついた。
「咲ぅ♪」
ギュー
「おわっ!!おっお嬢どうした!?///」
「エネルギーチャージ完了!!…ありがとっ」
「どっどういたしまして////」
和と咲からエネルギーをもらったし、突入しますか!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
和馬side
お嬢のオーラが変わったのがわかった。
「和。扉の向こうにだいたい何人くらいいると思う?」
「…そうですね。弱いものたちを扉のところに置くと思うので、せいぜい50人くらいでしょう」
「そう。…おい新人ども」
『『(ビクッ!)はっはい!!』』
「7人で50人…いけるな?」
「お嬢それは無理じゃねww?」
「はぁー。使えないやつら」
『なっなんだよ!!ふざけんな』
『そうよ!!じゃああなたがやってみなさいよ!!』
『組長なんだろ!?ならお前やってみろよ!!』
はぁー
この新人たちはお嬢を怒らす気か?
「和、咲。…手を出さないでね」
お嬢怒ってる…。
「はい。」
「何分で終わらせる?50人だから5分くらい?」
「いや、3分で終わらせる。」
3分!?
いくらなんでも早すぎだ。
「和馬…。お嬢やばいな。人死ぬんじゃね?」
「ああ。たぶん死ぬ」
新人たち桜田組に来て早々、地獄を見るはめになるな。
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