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されたい

第2章 初恋の続き



「…あのさ、俺、千夏に言って無かった事があるんだ…」



ドクン



突然で、戸惑いを隠せない



「8年前の…こと…?」



聞くだけで涙が出そうだ



でも…聞かなくちゃ…



「そう…実は…、付き合ってるフリをしてあげてただけなんだ…」



ドクン



「そんなの…、今更だったらなんだって言えるじゃん…っ」



そう言って、私はいつの間にか、涙を流していた



「うっ……グズッ…うぅ…」



「千夏…ごめん…っほんとごめん…」



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