テキストサイズ

されたい

第2章 初恋の続き




過去のことだから仕方がない



そう分かっていても涙が溢れてくる



あの時、晃くんの言葉を…ちゃんと、聞いておけばよかった…



8年前の出来事にすごく後悔した



「千夏…、俺、千夏にちゃんと会って、話したい。家、どこ…?」



私も…晃くんと会いたい



「○×…」



「俺のとこから2駅だからすぐ行く。駅でてすぐの公園で待ってて」



「…うん…」



家は駅の目の前だったので、すぐ行った



待っている間、自分は今、晃くんとちゃんと話して、どうなるんだろう、とかを考えて、不安ばかりが募った


ストーリーメニュー

TOPTOPへ