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第1章 ハプニングバー行ってきた01~変態の芽が出るとき

あれよあれよといううちに、複雑な縄化粧を施されるトモさん。

手は後ろに縛り上げられていて、そこからはまだ縄が伸びていたのだが…

その縄を天井フックに引っ掛けて、そして縛られたトモさんをそのまま宙吊りにした。


パチパチパチ。


周りのお客様から拍手が飛ぶ。
私も思わず拍手をした。

トモさんにかけられた複雑な模様の縄が、程よい肉付きの太ももや腕に食い込み、それが美しく見えたのだ。

縄を食い込ませながら宙に浮き、赤のライトを照らされているトモさんは輝いていた。
どんな宝石なんかよりも光り輝いて綺麗に。


美しい。


私は縛り上げられたトモさんに芸術的な何かを見出していた。

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