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そして僕等は絡み合う

第2章 宮脇 詞の場合

冷やせが、流れる…。


「い…や、これは不可抗力と言いますか…。」


言い訳する必要は、無い筈なんだけど、最近の柴多の行動も読めないから、下手に怒らせない方がいいよね。


あぁ~ぐちゃぐちゃするぅ~!


何でこんなに、なったんだ!


「…分かってるよ…ごめん。単なるヤキモチだから…。」


「え…。」


そんな事、言われても…。


チクリと、胸が痛くなる。


「仕事…準備しなきゃ!今日も忙しいかな~はははっ!」


私は逃げる様に、準備に取り掛かった。


今日は、Men'sModeの影響か、やはり忙しくて…気が紛れた。


何とか無事に一日が、終わろうとした矢先…


『宮脇ちゃん、おっつ~!!今から会える~?』


高橋樹からの呪いのメールが届いていた。

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