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そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

結局、人見さんはカートリッジを受け取り。


「請求書は、また届きますので!有難うございました!」


南野さんは、人見さんの手を取って、上下に振って感謝を述べている。


「分かりました…。」


冷めてるよね~本当に…ロボットなんじゃん……宇宙人!?


ヤクザから今度は、SFになった。


手を左右に振りながら、南野さんは部屋に入って行った。


何か疲れたな…私も帰ろう~。


「じゃあね~お休み~。」


クルリと向きを変えた途端…


「罰ゲームですが…。」


ぬなっ!?やっぱりやるんだ!


恐る恐る、後ろを振り替えり…


「な…何で、ございましょう?」


ニッコリ微笑み、一歩ずつドアに向かう。


人見さんは、真っ直ぐこっちを見たまま言い放った。


「キス…させて下さい。」


「…………What?」 


ナンテイッタノカシラ?

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