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お嬢様のえっちな遊び

第4章 駒鳥の操は恋心に揺れるか

アルフがメアリを見つけると壁があるかのように進路を変え、アルフは歩きながら思いつめた眼差しを一度閉じて雑念と向き合う



(知らなかった…
メアリ嬢とブラウンさんが
そういう関係だったなんて…

…………どうしよう………
僕は身を引いたほうがいいよね
お嬢様も話せばわかってくれる)



アルフは方向を変えていった

その頃、そそくさと逃げていく姿を見てしまったメアリは背中で雷鳴を打たれるほどショックを受けた

屋敷ですれ違う男女

誤解されたに違いないが、他の男の存在を知られた今どう弁解していいかわからずおまけにHしかしてないから話しかけ方もわからない

あるのはすっかり虜になって熱く火照る淫らな体だけだ





―…その夜
みなが寝静まった中ひとりメアリは奇跡が起こるのを待っていた

おかしい
こんなに恋い焦がれて自分が異常なんじゃないかと思う

その時、ドアが開いた

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