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第2章 【第二章】雪の行方

はい、と私(八雲)は急いで作った生姜焼きと急いでよそったご飯を差し出し、鞄を持つ

『ごめん、これからバイト行ってくるね。食べ終わったら食器そのままでいいよ、やっとくから』

『承知』


八雲のバイトは深夜も営業するファミレスだ。
店長が少し、いや、かなり抜けていて何故か深夜にシフトが入ってしまった。
こんなことは多々ある。

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